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改正金融先物取引法 (かいせいきんゆうさきものとりひきほう)
2005年7月1日に施行された金融先物取引会社(FX会社も含む)を許可制から登録制に変更する内容を含んだ規制法。
買建玉 (かいたてぎょく)
買付取引のうち決済が結了していない建玉のこと。
介入 (かいにゅう)
外国為替市場で経済実態を反映しない相場の急変動に対して中央銀行が相場を安定させるために行う為替売買のこと。
買値 (かいね)
プライスを提示する側の通貨買付の希望価格のこと。数社が提示する最も有利な価格で通貨を売付することができる。
買い持ち (かいもち)
買いポジションを保有している状態のこと。
買戻し (かいもどし)
売建玉を決済する(減少させる)ために行う買付取引のこと。
カウンターパーティ (かうんたーぱーてぃ)
相対取引を行うための相手(銀行)のこと。
価格変動リスク (かかくへんどうりすく)
取引対象である通貨の価格の変動により生じるリスクのこと。
カバーディール (かばーでぃーる)
顧客取引の反対売買をして残高を調整するための取引のこと。
為替スワップ (かわせすわっぷ)
為替取引の一種で日本の銀行が円を担保に入れて外国銀行からドルを借り、一定期間後にドルを返すような仕組みのこと。主に貿易業者などが活用している。
為替清算価格 (かわせせいさんかかく)
取引所為替証拠金取引における証拠金所要額を算出するために、通貨ペア別に日々の取引時間終了後に取引所が決める価格のこと。
為替相場決定理論 (かわせそうばけっていりろん)
為替変動がどのような要因で起こるのかを分析したもののこと。
為替手数料 (かわせてすうりょう)
通貨交換の際に支払う手数料のこと。
為替ディーラー (かわせでぃーらー)
外国為替市場で金融機関などにおいて実際の取引をしている人たちのこと。
為替変動リスク (かわせへんどうりすく)
為替相場の変動により損失が発生するリスクのこと。
カントリーリスク (かんとりーりすく)
海外に投資したり融資したりする場合に、その対象国の信用度がどの程度あるのかを表すもののこと。
緩和縮小観測 (かんわしゅくしょうかんそく)
一般的に不況時に取られる量的緩和政策(市場に出回るお金の量を増大させる金融緩和)を縮小する観測。金利上昇局面を連想させる
外貨準備高 (がいかじゅんびだか)
国が保有している外貨額のこと。
外貨建てMMF (がいかだてえむえむえふ)
MMFは「Money Market Fund」の頭文字から取った略称で主に外貨建て債券を組み入れた投資信託のこと。安全性の高い高格付けの債券や優良企業の無担保約束手形などを中心に運用され、満期がなくいつでも換金できることから、低リスク資産運用の方法の一つと認識されている。
外貨預金 (がいかよきん)
外国為替を取り扱う銀行に開設する外貨建ての預金。
外国為替 (がいこくかわせ)
円とドル、円とユーロなど異なる通貨を交換すること。
外国為替及び外国貿易法(外為法) (がいこくかわせおよびがいこくぼうえきほう)
1949年に制定された日本の法律のこと。1980年と1998年に大幅な改正が行われており、特に1998年の改正により為替取引が一般企業や個人にも解放され、外国為替証拠金取引(FX)が日本でも一般に取り扱われるようになった。
外国為替市場 (がいこくかわせしじょう)
外国為替取引の行われる市場のこと。為替銀行・為替仲立人・中央銀行などによって構成される。
外国投信 (がいこくとうしん)
外国の法律に基づいて、委託会社が海外で設定や運用をする外貨建ての投資信託のこと。
外債 (がいさい)
債券発行者の国外で募集される公債や社債のこと。
機関投資家 (きかんとうしか)
生命保険会社や銀行、信託銀行、証券会社、年金基金、ヘッジファンドなど、個人や法人から預かった資産を運用することを業務とする法人のこと。
外国通貨建て (がいこくつうかだて)
外貨で決済が行なわれること。
基軸通貨 (きじくつうか)
国際貿易の決済や金融取引時に基準となる特定国の通貨のこと。
歴史的には、英ポンドや米ドルが基軸通貨と呼ばれてきた。
現在は米ドルとユーロが2大基軸通貨と言われおり、それに日本円を加えた場合、3大基軸通貨と呼ばれることもある。
キャップ (きゃっぷ)
相場がある一定の水準で変動しているときの上限水準のこと。
キャピタルゲイン (きゃぴたるげいん)
投資した時の価格よりも売却時の価格が高い事による売買益のこと。
キャピタルロス (きゃぴたるろす)
投資した時の価格よりも売却時の価格が低い事による売買損失のこと。
キャリートレード (きゃりーとれーど)
異なる通貨間の金利差から利益を受ける事を目的にした取引のこと。例えば、円やスイスフラン等金利の低い通貨で資金調達し、豪ドルやNZドル等の高金利通貨で運用する事で金利差を稼ぐ投資手法。
協調介入 (きょうちょうかいにゅう)
為替変動の行き過ぎを是正する目的で、先進各国の通貨当局が協調し連携して為替市場に介入する行為のこと。
金融商品取引会社 (きんゆうしょうひんとりひきかいしゃ)
委託者からの金融商品取引の注文を金融商品取引所、あるいは他の会社に取り次ぐ業務等について金融商品取引法による登録を受けたもののこと。
金融商品取引法 (きんゆうしょうひんとりひきほう)
証券取引法・金融先物取引法などを整理統合して多様化する金融取引に対応し国民経済の健全な発展と投資者の保護を目的として定められた法律のこと。
金融政策 (きんゆうせいさく)
通貨当局、特に中央銀行が、基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)操作・公開市場操作・預金準備率(支払準備率)操作などの手段によって物価の安定や景気の調整を図ろうとする政策のこと。
金利変動リスク (きんりへんどうりすく)
取引対象である通貨の金利が変動し保有するポジションのスワップポイントが変動するリスクのこと。
逆指値 (ぎゃくさしね)
その時の価格より「高く買う」・「安く売る」価格指定注文のこと。損切り・順張りに使用する。
逆ざや (ぎゃくざや)
先物取引では一般的に先物価格が現物から算出した理論値よりも安い状態のこと。
逆張り (ぎゃくばり)
相場の方向感とは逆の売買を行うこと。
クオンツモデル (くおんつもでる)
高度な数学的手法・物理学・統計学などの精緻な解析見解からマーケットの分析や投資商品の開発を行うこと。
口先介入 (くちさきかいにゅう)
金融当局・政府の要人等が市場に資金を投入せずに言葉だけで外国為替相場の流れを変えようとすること。
クロスカレンシー取引 (くろすかれんしーとりひき)
通貨当局、特に中央銀行が、基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)操作・公開市場操作・預金準備率(支払準備率)操作などの手段によって物価の安定や景気の調整を図ろうとする政策のこと。
クロス取引 (くろすとりひき)
米ドルを介さない通貨ペアの為替取引のこと。
経済指標 (けいざいしひょう)
政府等が発表する経済の成長や安定性についての指標のこと。
経済成長率 (けいざいせいちょうりつ)
一定期間(ふつう1年間)に経済規模が拡大する割合のこと。実質国民総生産または実質国民所得の年間増加率で表す。
経常収支 (けいじょうしゅうし)
国際収支のうち、経常取引によって生じる受け払いの関係を示す勘定の収支こと。貿易収支・貿易外収支・移転収支からなる。
気配値 (けはいち)
外国為替相場で取引されているおおよそのレートのこと。
公定歩合 (こうていぶあい)
中央銀行が民間の金融機関に対して貸出を行う際に適用する基準金利のこと。
購買力平価説 (こうばいりょくへいかせつ)
2国間の為替相場は両国の通貨がそれぞれの国内でもっている購買力の比率によって決まるとする説のこと。
国債売りオペ (こくさいうりおぺ)
日銀が国債を売ることによって市場に流通するお金の量を減らす操作をいう。
国債買いオペ (こくさいかいおぺ)
日銀が国債を買い取ることによって市場に流通するお金の量を増やす操作をいう。
国際開発協会 (こくさいかいはつきょうかい)
発展途上国の経済開発促進のための資金を貸し付ける目的で、1960 年設立された世界銀行グループの国際金融機関(International Development Association, IDA)のこと。世界銀行の活動を補完し、「第二世界銀行」や「世界銀行最貧国向け基金」とも呼ばれる。
国際金融公社 (こくさいきんゆうこうしゃ)
開発途上国の民間企業に融資や投資を行う世界銀行グループの国際金融機関(International Finance Corporation, IFC)のこと。1956年設立。
国際収支 (こくさいしゅうし)
一国が一定期間に行った外国との経済取引を集計した勘定のこと。
国際通貨基金 (こくさいつうかききん)
通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関(International Monetary Fund, IMF)のこと。主な業務は加盟国の出資金を原資として国際収支が悪化した国に融資を行うこと。
国際復興開発銀行 (こくさいふっこうかいはつぎんこう)
1945年加盟各国の復興と開発のための長期貸付を目的として設立された世界銀行グループの国際金融機関(International Bank for Reconstruction and Development, IBRD)のこと。現在は発展途上国に対する融資が主要業務。
コストプッシュインフレ (こすとぷっしゅいんふれ)
原材料の価格高騰に伴って賃金も販売価格も上昇することによって起こるインフレーション。
固定相場制 (こていそうばせい)
為替レートを一定の水準に固定する制度のこと。
コンタンゴ (こんたんご)
債券や商品(先物)の期日までの金利が受け渡し日までの期間が長ければ高く、短ければ安い状態。
コンバージョンリスク (こんばーじょんりすく)
クロスカレンシー取引において、決済が当該通貨ではなく円でなされるために起こる当該通貨の為替リスクの他に存在する円との為替リスクのこと。
ゴールデンクロス (ごーるでんくろす)
移動平均線の短期線と長期線の動きに注目し、長期線が上昇局面または横ばいの状態にあるとき、短期線が長期線の下から上へ突き抜けている状態のこと。一般的には買いサインといわれている。
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